なるほど! 今が旬 新生姜のパワー

スーパーの店先には、白くみずみずしい生姜が並んでいます。茎の切り口がほんのりピンク色に染まった新生姜です。それとは別に皮が茶色の生姜は1年中出回っていますが、新生姜とどんなところが違うのでしょうか。また、生姜を食べると体にどのような効用があるのでしょうか。今回は生姜のパワーについてお伝えします。

 

1.「新生姜」と「根生姜」の違いは?

新生姜

収穫したてのもので、皮の色が白っぽく中身は水分が多く辛味は少なめです。初夏に店頭に並ぶハウス栽培のものと、秋に出荷される通常の畑で収穫されるものがあります。新生姜はガリなどの甘酢漬けに適しています。

 

根生姜

秋に収穫された新生姜を数ヶ月間保管して味や香りをよくした後に出荷されるもので、一年中出回っています。新生姜よりも辛味が強く、肉や魚の臭みを取るのに適しています。

 

2.生姜の効用は?

体を温めて新陳代謝を促進する(血流を良くして発汗を促す)ので冷え性の改善や風邪の悪化を防いだり、胃や腸を刺激して消化機能を高めます。
この他にも抗酸化作用や殺菌作用、食欲増進作用などがあり、このような優れた多くの作用を持つ生姜は、食材としてだけでなく薬として漢方薬にも使われています。

 

3.生姜合に合う料理は?

生姜の成分には臭みを取る作用があるため、臭みの強い食材と一緒に調理すると臭いを和らげてくれます。その性質を利用して、すりおろして肉や魚の下味をつけるときに加えたり、肉料理の際に油で生姜を炒めて香りを出したり、煮魚を作る際に生姜の薄切りを入れて煮たりします。
生姜の体に良い成分を効率よく摂るには、食べる直前にすりおろし、生のまま食べるのが一番。お味噌汁やスープに加えたり、刺身・酢の物・冷奴・そうめんなどの薬味として少量加えるといいですね。

 

4.保管の方法は?

寒い季節は水にいれて数日は保存ができます。長く保存したい時や毎回すりおろすのが面倒な場合は、生姜を丸ごと擦り下ろしてラップに薄く広げて冷凍し、凍ったらパキパキ適当な大きさに割って冷凍状態のまま保存しておくと手軽に使えるのでおすすめです。

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5.生姜を入れた飲み物は?


生姜を入れた飲み物といえば、以前ブームにもなった「しょうが紅茶」や「しょうがココア」などがあります。紅茶やココアを飲む前に、生姜のすりおろしや生姜パウダーを少量加えるだけで簡単に作れます。(すりおろした生姜の繊維が気になる場合は絞り汁を加えても良いでしょう。)

特に女性は、夏場のクーラーによる体の冷えに悩まされる方も多いのでは。そんな時に体を温める生姜は強い味方になります。
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このように嬉しい効果がいっぱい詰まった生姜。日々の食事にほんの少し加えてみてはいかがでしょうか。